鑑真(がんじん)Ganjin

奈良時代に来朝した中国僧。洛陽・長安で修行の後、揚州の大明寺に止住し、戒律(かいりつ)の教えを説いた。戒師招請の命を帯びた日本僧の要請を受けて渡日を決意し、五度の失敗を経て、天平勝宝五年(七五三)に日本に到着した。翌年には東大寺に戒壇(かいだん)を築き、聖武天皇(しょうむてんのう)はじめ四百人に戒を授ける。天平宝字三年(七五九)には戒律道場として唐招提寺(とうしょうだいじ)を開いた。六八八~七六三

第76回 正倉院展、2024年

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