コウゾやカジノキなどの樹皮の繊維を蒸した後に水にさらし、細かに裂いて面状に広げたものをさすと見られるが、カラムシやアサにも似ており、こうしたものを総称して木綿と称したと思われる。奈良時代には、神祇(じんぎ)に奉る幣帛(へいはく)や鏡の緒や木簡(もっかん)の紐などに用いられている。
宝相華
花喰鳥
『国家珍宝帳』
パルメット
紺丹緑紫
狻猊
迦陵頻伽
盧舎那仏
格狭間
連銭葦毛