唐尺(とうじゃく)tōjaku
現在の尺貫法(しゃっかんほう)では、一尺=三〇・三センチメートルを測るが、奈良時代では中国・唐の尺貫法が採用されており、一尺=二九・七センチメートルであった。この尺貫法を唐尺と呼ぶ。唐尺のなかでも数種があり、唐大尺(からたいしゃく)の一尺は二九・七センチメートル、唐小尺(からしょうしゃく)(周尺(しゅうじゃく))の一尺は二四・五センチメートルに当たる。
第76回 正倉院展、2024年
現在の尺貫法(しゃっかんほう)では、一尺=三〇・三センチメートルを測るが、奈良時代では中国・唐の尺貫法が採用されており、一尺=二九・七センチメートルであった。この尺貫法を唐尺と呼ぶ。唐尺のなかでも数種があり、唐大尺(からたいしゃく)の一尺は二九・七センチメートル、唐小尺(からしょうしゃく)(周尺(しゅうじゃく))の一尺は二四・五センチメートルに当たる。