ソグド人(そぐどじん)sogudojin
中央アジア、主に現在のウズベキスタン共和国やタジキスタン共和国あたりを本拠としていたイラン系民族。ササン朝ペルシアと中国の間にあってシルクロードの交易に活躍した。隊商を組み西域(さいいき)文物を中国に運んだ胡人(こじん)は彼らを指すとみられている。ソグド語(中世ペルシア語方言)を話したが、中国では漢字記録を遺(のこ)しており、「康」、「安」、「米」等の姓を称した。ゾロアスター教(拝火教)を信仰した。
第71回 正倉院展、2019年
中央アジア、主に現在のウズベキスタン共和国やタジキスタン共和国あたりを本拠としていたイラン系民族。ササン朝ペルシアと中国の間にあってシルクロードの交易に活躍した。隊商を組み西域(さいいき)文物を中国に運んだ胡人(こじん)は彼らを指すとみられている。ソグド語(中世ペルシア語方言)を話したが、中国では漢字記録を遺(のこ)しており、「康」、「安」、「米」等の姓を称した。ゾロアスター教(拝火教)を信仰した。