紗(しゃ)は織物の一種で、隣り合う二本の経糸(たていと)がねじれながら緯糸(ぬきいと)と交差する組織をもつ、透かし目のある薄絹。この紗に漆を塗って固めたものを漆沙といい、天武天皇十一年(六八二)には漆沙でつくられた「漆紗冠(しっしゃかん)」が成人男性のかぶりものとして導入された。
正倉院
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