『神農本草経』(しんのうほんぞうきょう)Shinnōhonzōkyō
中国最古の本草書。医術の祖とされた伝説上の帝王、神農(しんのう)の名を冠して前漢末期頃に成立したとされる。原本は伝存せず、斉(せい)・永元(えいげん)二年(五〇〇)頃に陶弘景(とうこうけい)が編述した同書の注釈書である『神農本草経集注(しんのうほんぞうけいしつちゅう)』などに引用され、その内容をうかがい知ることが出来る。
第74回 正倉院展、2022年
中国最古の本草書。医術の祖とされた伝説上の帝王、神農(しんのう)の名を冠して前漢末期頃に成立したとされる。原本は伝存せず、斉(せい)・永元(えいげん)二年(五〇〇)頃に陶弘景(とうこうけい)が編述した同書の注釈書である『神農本草経集注(しんのうほんぞうけいしつちゅう)』などに引用され、その内容をうかがい知ることが出来る。