笏(しゃく)shaku
文武を通じて束帯(そくたい)着用の際に右手に持ち、威儀を整えた細長い板。古代中国に起源があり、もとは裏に紙片などを貼り、備忘のために儀式の次第等を書き記した。宝庫には象牙(ぞうげ)製、鯨骨製、木製の笏が残っている。
第71回 正倉院展、2019年
文武を通じて束帯(そくたい)着用の際に右手に持ち、威儀を整えた細長い板。古代中国に起源があり、もとは裏に紙片などを貼り、備忘のために儀式の次第等を書き記した。宝庫には象牙(ぞうげ)製、鯨骨製、木製の笏が残っている。