『千字文』(せんじもん)Senjimon
中国の四言古詩。「天地玄黄、宇宙洪荒」から始まる四言一句を一字の重複もなく配列し、二五〇句、一千字で構成する。中国・魏の鍾繇(しょうよう)(一五〇~二三〇)の作とされ、南朝・梁の武帝の命により、周興嗣(しゅうこうし)(四七〇頃~五二一)が整序し完成したと伝えられる。百般の知識用語を集録しており、童蒙(どうもう)の教養、習字のためなどに用いられた。
第71回 正倉院展、2019年
中国の四言古詩。「天地玄黄、宇宙洪荒」から始まる四言一句を一字の重複もなく配列し、二五〇句、一千字で構成する。中国・魏の鍾繇(しょうよう)(一五〇~二三〇)の作とされ、南朝・梁の武帝の命により、周興嗣(しゅうこうし)(四七〇頃~五二一)が整序し完成したと伝えられる。百般の知識用語を集録しており、童蒙(どうもう)の教養、習字のためなどに用いられた。