日本の律令において、二十一歳以上、六十歳以下の健康な男性を指す語。正丁は調庸、雑徭、兵役などを基本的にすべて負担した。性別や年齢、身体的特徴に基づくこうした区分呼称は、戸籍や計帳に記載されることにより国家から把握された。なお、藤原仲麻呂政権時代に年齢区分の改定があり、以後、正丁は二十二歳以上、五十九歳以下となった。
正倉院
『国家珍宝帳』
『東大寺献物帳』
狻猊
養老律令
パルメット
パルティアン・ショット
『種々薬帳』
忍冬文・忍冬唐草文
宝珠・宝珠形