隷書(れいしょ)reisho
漢字の書体の一つで、中国・秦の程邈(ていばく)が小篆(篆書(てんしょ)のうち簡略化されたもの)の繁雑を簡略化して作ったものといわれる。漢代に装飾的になり、後世これを漢隷(かんれい)または八分(はっぷん)と呼び、これ以前のものを古隷と呼んで区別した。現在は一般には漢隷のことを指す。
第68回 正倉院展、2016年
漢字の書体の一つで、中国・秦の程邈(ていばく)が小篆(篆書(てんしょ)のうち簡略化されたもの)の繁雑を簡略化して作ったものといわれる。漢代に装飾的になり、後世これを漢隷(かんれい)または八分(はっぷん)と呼び、これ以前のものを古隷と呼んで区別した。現在は一般には漢隷のことを指す。