唐大刀(からたち)karatachi
『国家珍宝帳』の大刀の項には、唐大刀と唐様大刀(からようたち)という二種の表記がある。双方とも鮫皮(さめがわ)巻の把(つか)と山形の帯執金具(おびとりかなぐ)を持ち、刀身は鋒(きっさき)が両刃(もろは)であるという特徴を持つ。唐大刀は唐からの請来品(しょうらいひん)、唐様大刀は唐の様式で作られた品とする説がある。
第66回 正倉院展、2014年
『国家珍宝帳』の大刀の項には、唐大刀と唐様大刀(からようたち)という二種の表記がある。双方とも鮫皮(さめがわ)巻の把(つか)と山形の帯執金具(おびとりかなぐ)を持ち、刀身は鋒(きっさき)が両刃(もろは)であるという特徴を持つ。唐大刀は唐からの請来品(しょうらいひん)、唐様大刀は唐の様式で作られた品とする説がある。