イスラムガラス(いすらむがらす)isuramu garasu
七世紀から十九世紀にかけて、インドからイベリア半島に至るイスラム文化圏で作られたガラス工芸を指す。熔着(ようちゃく)(貼付け)装飾、型吹き成形、カット技法などローマンガラスやササンガラスの伝統を受け継ぎつつ、独自の発展を遂げた。特にエナメル絵付けを施した華麗なガラス器に魅力的な作品を多く生み出している。
第73回 正倉院展、2021年
七世紀から十九世紀にかけて、インドからイベリア半島に至るイスラム文化圏で作られたガラス工芸を指す。熔着(ようちゃく)(貼付け)装飾、型吹き成形、カット技法などローマンガラスやササンガラスの伝統を受け継ぎつつ、独自の発展を遂げた。特にエナメル絵付けを施した華麗なガラス器に魅力的な作品を多く生み出している。