ゴマ(ごま)goma

三彩釉(鉛釉)は呈色(ていしょく)材として銅を用いるが、その銅のすりつぶしが不十分であると、銅分が釉薬(ゆうやく)に均質に溶け込まず、濃緑色の小斑文を生じさせてしまう。その濃緑粒はゴマと通称される。

第52回 正倉院展、2000年