風鐸(ふうたく)fūtaku

寺院の堂塔などの庇(ひさし)、あるいは幡などに吊す釣鐘形の飾り。鐸とは古代中国の青銅製の打楽器。風鐸は六朝時代より宮殿や仏堂に用いられるようになった。内部に打金(うちがね)(舌(ぜつ))があり、その下の花形の風招(ふうしょう)が風を受けて鳴る。

第48回 正倉院展、1996年

五十音順Syllabary Order

アルファベット順Alphabetical Order