吹きガラス(ふきがらす)fukigarasu

溶解して飴状になったガラスを金属製パイプ(吹き竿)の一端に付け、他端から息を吹き込んでガラス器を成形する技法、および製品。型の中で吹き、同一の器形を量産できる「型吹き」と、型を用いず回転させながら宙で吹く「宙吹き」がある。吹きガラスはシリア東岸で紀元前一世紀中頃に創案されたと推定されるが、我が国で吹きガラスが本格化するのは江戸初期の長崎ガラスからとされる。

第64回 正倉院展、2012年

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