中国の皇帝が用いた儀式用の冠で、わが国にも伝わり天皇が即位などの大儀で用いた。冠の上部に珠玉(しゅぎょく)を通した糸縄を垂らした板を付けた形式で、宝庫には聖武天皇着用の品が残欠の状態で伝わっている。
暈繝・暈繝彩色
『東大寺献物帳』
七宝
合口・合口造
藍
相欠・合欠・相欠接
盤領
麻布
綾
『国家珍宝帳』