遠山袈裟(とおやまけさ)tōyamakesa
袈裟は、本来不要となった古裂を縫い合わせて作ったことから糞掃衣(ふんぞうえ)また衲衣(のうえ)と呼ばれた。のち意図的に色変りの裂を縫い付けるのが一般的となり、遠山に見立てた表現をなしたものをとくに遠山袈裟と呼んだ。
第43回 正倉院展、1991年
袈裟は、本来不要となった古裂を縫い合わせて作ったことから糞掃衣(ふんぞうえ)また衲衣(のうえ)と呼ばれた。のち意図的に色変りの裂を縫い付けるのが一般的となり、遠山に見立てた表現をなしたものをとくに遠山袈裟と呼んだ。