鎮壇具(ちんだんぐ)chindangu
寺院の堂塔を建立する際、地鎮のために建立する場所の地下に埋める物品。飛鳥時代から奈良時代の例では、飛鳥寺塔、興福寺金堂、元興寺五重塔などが知られる。出土品は五宝に当たる金、銀、水晶などの玉類が多く見られるが、五薬、五穀や五香なども用いられた。
第73回 正倉院展、2021年
寺院の堂塔を建立する際、地鎮のために建立する場所の地下に埋める物品。飛鳥時代から奈良時代の例では、飛鳥寺塔、興福寺金堂、元興寺五重塔などが知られる。出土品は五宝に当たる金、銀、水晶などの玉類が多く見られるが、五薬、五穀や五香なども用いられた。