牒(ちょう)chō
日本の古代・中世に用いられた文書の形式。養老律令(ようろうりつりょう)には、官人個人が官司(役所)に対して上申する文書と規定されるが、実際の使用例によれば、上下関係にない官司どうしの連絡文書や、太政官(だじょうかん)から寺社への通達文書なども牒と呼ばれた。
第70回 正倉院展、2018年
日本の古代・中世に用いられた文書の形式。養老律令(ようろうりつりょう)には、官人個人が官司(役所)に対して上申する文書と規定されるが、実際の使用例によれば、上下関係にない官司どうしの連絡文書や、太政官(だじょうかん)から寺社への通達文書なども牒と呼ばれた。