紺丹緑紫(こんたんりょくし)kontanryokushi

鎌倉時代の百科事典・『二中歴(にちゅうれき)』に記される仏画の彩色法(さいしきほう)。青系(紺)と赤系(丹)、緑系(緑)と紫系(紫)の色を規則的に組み合わせて配色を行うもので、奈良時代にその萌芽が見られ、平安時代には諳(そら)んじられるほどに隆盛した。

第71回 正倉院展、2019年

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