胡瓶(こへい)kohei
中国・唐代に流行した西域伝来の水差しや酒器の器形。頸が長く、胴は膨らみ、大きな把手(とって)と鳥頭形の注口が特徴である。脚を有する形式と脚はなく高台とする形式がある。宝庫の漆胡瓶(しっこへい)(北倉四三)、東京国立博物館法隆寺献納宝物の竜首水瓶(りゅうしゅすいびょう)は胡瓶の遺例として著名。
第68回 正倉院展、2016年
中国・唐代に流行した西域伝来の水差しや酒器の器形。頸が長く、胴は膨らみ、大きな把手(とって)と鳥頭形の注口が特徴である。脚を有する形式と脚はなく高台とする形式がある。宝庫の漆胡瓶(しっこへい)(北倉四三)、東京国立博物館法隆寺献納宝物の竜首水瓶(りゅうしゅすいびょう)は胡瓶の遺例として著名。