『開元釈経録』(かいげんしゃっきょうろく)Kaigen shakkyōroku
唐の開元十八年(七三〇)、智昇(ちしょう)によって作られた仏教経典の目録で、二十巻からなる。開元十八年までに漢訳された大小乗の経・律・論、訳者伝記、訳者不明分、欠本などを収め、千七十六部五千四十八巻が記載される。非常に整備された形式で、以後一切経(いっさいきょう)を把握する際の基盤となった。
第74回 正倉院展、2022年
唐の開元十八年(七三〇)、智昇(ちしょう)によって作られた仏教経典の目録で、二十巻からなる。開元十八年までに漢訳された大小乗の経・律・論、訳者伝記、訳者不明分、欠本などを収め、千七十六部五千四十八巻が記載される。非常に整備された形式で、以後一切経(いっさいきょう)を把握する際の基盤となった。