開眼会(かいげんえ)kaigen-e
開眼とは、新しく造った画像や彫像の如来・菩薩・天部・明王・祖師像などを賛嘆供養し、神威を迎えることをいう。開明、開光明、あるいは遷仏ともいう。開眼会とは、その法会のこと。中でも、天平勝宝四年(七五二)四月九日に行われた東大寺の大仏開眼会は、聖武天皇と光明皇后が願主となり、婆羅門僧正菩提僊那(ぼだいせんな)を導師として、僧侶千人、文武百官がこれに参列した一大盛儀である。
第53回 正倉院展、2001年
Kaigen-e
Also Daibutsu Kaigen-e. See Consecration Ceremony of the Great Buddha.
74th Annual Exhibition of Shōsō-in Treasures, 2022