押出仏(おしだしぶつ)oshidashibutsu

仏像製作の一技法で、半肉(はんにく)状の鋳造製の型に金属板(多くは銅板)を当て、鎚(つち)で打ち型を写し取る方法。大量に同じ形の仏像を製作することができる。日本では飛鳥時代から奈良時代にかけて多く作られ、堂内荘厳(しょうごん)のほか、個人の念持仏として用いられたと推定されている。

第70回 正倉院展、2018年

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