イスノキ(柞)(いすのき)isunoki
マンサク科の常緑広葉樹。暗赤褐色を呈する重厚緻密な散孔材(さんこうざい)で、導管が小さく、年輪界が目視ではわかりにくいのが特徴。正倉院宝物中では楽器や器物の一部に用いられている。平城宮跡や平安京跡から出土した櫛(くし)にもこの材が用いられている。
第60回 正倉院展、2008年
Distylium racemosum
Native to East Asia, including Japan, isunoki is a slow growing, medium height tree. Its hard, fine-grained, dark brown wood is used for making combs and other small items.
68th Annual Exhibition of Shōsō-in Treasures, 2016